ご協賛のお願い

岩下徹即興ダンス公演『みみをすます』開催の趣旨にご賛同の上、ご協力いただける方を募集しております。ご協賛金額は1000円です。この企画にご協力くださいました方、企業、団体様は、HPの「岩下徹即興ダンス公演『みみをすます』」ページの下に氏名、団体名を掲載させていただきます。（掲載の可否は、お選びいただけます）下記のフォームにてお知らせいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

即興ダンス公演にお申込み頂いている方は活動協力金を頂いておりますので、ご希望いただけましたら協賛金同様、氏名、団体名を掲載させていただきます。

※氏名、団体名の掲載はご入金確認後となります。ご了承いただけますようよろしくお願い致します。

イベント開催への想い

この度、開催実現のチャンスを与えてくださいました岩下徹さまと応援くださるみなさまに深く感謝し、ぜひともできるだけたくさんの方々に日常空間の中に成り立とうとする表現に巡り合っていただきたく、素晴らしいイベントにしたいと考えております。

開催決定までの経緯や実現への想いは以下の通りです。

今回、山海塾の舞踏家であり、即興ダンスの踊り手でもある岩下徹氏のご協力を得て開催いたします即興ダンス公演『みみをすますー谷川俊太郎同名詩集（福音館書店）』は、企画者が10年前に偶然観させていただく機会を得、衝撃を受けた公演です。私の目の前に現れたダンサーは白塗りもしていなければ、衣装も纏っていない。全身がアンテナのような不思議な男性が突然古民家の中で踊る姿に、わたしは子どものように釘づけとなりました。考える間も与えられず、ダンサーの瞬間瞬間に自分が生きる...ことで、いきいきとしてくる感覚はとても刺激的でした。じっとまっすぐ見つめる瞳に圧倒されたり、戸惑ったり、笑ったり。残暑で肌がじっとり濡れる古民家の空気まで、今も思い出されます。再会を強く求めておりましたが、それから出会うことのができませんでした。

ホームページでもご紹介させていただいております、岩下徹氏の『私の考えるダンス』の中にある一文、「即興においてこそ、私達はそれぞれまったく対等に自己を解き放ち、交流する瞬間を迎えるのです。それは、偶然が必然となり、同時に必然が偶然となる、まさに偶然と必然との至福の合一（Celebration of the moment-Derek Bailey）。（ただし、その実現は誠に困難であり、不発に終わってしまうことも度々あります。）私はダンスに、現実から遠く離れた別世界に旅することや、日常をまったく忘れて彼岸へと遁れゆくことを望みません。むしろダンスをできるだけ現実に、日常に近いところで成り立たせたいのです。」は、企画の主要なテーマと一致すると考えております。

日常や社会のルールに守られた中で、またはそういった拘束の中で、ある程度わたしたちの未来は継続的で予測可能であるということを疑わず生きるわたしたちが劇場や舞台などの特別な場ではなく、そういった日常空間の中で出会う「表現」、をテーマに今回この企画をいたしました。

o/to企画でも大切にしております、場や社会がつくる境界や上下を曖昧にした交流の場、一体感が感じられる場を目指してイベントを開催できればと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。